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さっさと帰ろう

2009.03.20

今日の研修のある男性の話
その男性があまりに熱心にメモを取っていたので研修終了後たずねました。するとその男性は末期ガンだと言う。
それにしては元気いっぱいでとても末期ガンだとは思えない。
そこでたずねました。
男性は大手の取締役でしかも取締役になるための検診でガンだとだとわかったそうです。
彼は生まれて一番その日神様を恨んだ。
それから一週間男性は家族には出張と言い、会社は初めて長期の休みをもらい、学生の頃すきだった山に行った。
1日目好きな山を見ていても考えることは何故、恨みツラミばかり。
2日目、3日目、とうとう最後の日まで何故、恨みツラミばかり。
帰ろうとした時明日の命は誰もわからない。俺は半年は生きられる。ならば今日を一生懸命生きようと、。。
それから彼は生まれ代わったように何事にも感謝出来るようになった。当たり前のように出てくる朝の目玉焼き。妻の愛情を感じられるようになった。
会社にかかってくるクレームにも心から感謝出来た。お客様のいい分を聞き部下と謝りに行ける喜び。
生きてるってこういうことだと初めて彼は気づいたと言う。
彼はもっともっと勉強をして部下教えてあげたいんだと笑った。
人間の幸せって何でしょうか?
病気になっても寿命をまっとうする生き方があります。