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わらしべ長者

2010.02.22



私のビジネスの考え方・・・わらしべ長者ビジネスモデル。 私はカネテカラわらしべ長者みたいな生き方に憧れていました。 今日はわらしべ長者の物語を紹介します。

■むかしむかし、あるところに、気だてはよいが貧乏な男がおりました。ある日、男は道で拾った一本のわらを持って歩いていたところ、アブがまとわりついてくる。うるさく思ったので、つかまえて、わらの先にしばりつけて歩いていたのです。

●するとそこに立派な牛車が通りかかりました。牛車には男の子とお母さんが乗っています。 男の子は「あれがほしい」と言うので、母親はミカン3つとわらしべを交換します。

●ミカンを手に、男はさらに道を行くと、若い娘がうずくまっている。「のどがかわいて動けないのです」そう言う娘に、男はミカンをぜんぶあげてしまいました。 「あなたは命の恩人です。ぜひ、お礼をさせてください」案内されると、たいへんな豪邸。男は、上質な反物を3つもらいます。

●その帰り道、すれ違いかけた武士の引いていた馬が、突然倒れました。「これは困った。急用があって、倒れた馬の面倒を見ていられない」「それでは、この反物ひとつと、その馬を交換しませんか」言ってみるものです。武士はよろこんで応じてくれました。 武士がいなくなると、馬はスックと起きあがり、元気にいななきはじめます。安心した男は市場に行き、残りの反物で馬具を買い、乗馬して闊歩していました。

●すると通りかかった大きな屋敷が、引越しの真っ最中。男を見た屋敷の主人、「こりゃ立派な馬をお持ちだ。私はこれから長旅に出ます。そのあいだ屋敷を自由にしてかまいませんから、ひとつ、この馬を譲ってくださらんか」 主人は、その後戻ることはなく、屋敷はそっくり男のものになりました。人は彼のことをわらしべ長者と呼ぶようになったとさ。

■これが、昔話「わらしべ長者」のだいたいのストーリーです。 男はもともと極貧で、持っている資源といえば、「わら」しかありませんでした。そこから長者になるまでに、男は数多くの出会いにめぐまれたこともありますが、何よりこの男の行動で気を付けなければならないのは、与える人ごとに持てる資源を惜しみなく与えているところだと思います。

■わらが一軒の家になるまでのプロセスは、夢が見れ、誰も傷つけづ成功。これは非常に興味深い昔話でした。

ロハス村            村長