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感謝を灯りに進む道 ソプラノ歌手 村上彩子

2011.11.24

今日は、倫理法人会のモーニングセミナーに行ってきました。

以前から楽しみにしていた「ソプラノ歌手の村上彩子さん」が来てくれました。
オープニングはヤッパリ歌のご披露!
眠かった脳みそを一気に起こしてくれました。

そして、両親とも学校の先生をしていて厳格な家庭に育ち、
何一つ自分の自由になることがなかった子供の頃のお話。

大学、成人になって親に反発をしての自立時代。

ところが、地下鉄サリン事件を期に、「自分は何のために生きているのか?」
考えるようになったと言います。

その後、会社を辞め、アルバイトをしながらの東京芸術大学へ挑戦します。

人生そんなに甘くない。
村上さんは何度も何度も滑ります。
5回目もすべり、自暴自棄、ノイローゼになり死のうと思いました。
その前に、「太平洋戦争中、学徒動員で亡くなった
東京藝術大学の学生さんの作品」を見に出かけました。
その作品は村上さんに訴えかけて来ます。

「生きている」
「なにかを伝えて」

「私はまだ生きている。伝えられる。役目がある。」
そう村上さんは心から歌う喜びを感じ始めました。

それから、再度受験に挑戦をしました。
残念ながら不合格。

しかし、この時の村上さんは昔の心の弱い村上さんではありません。
翌年、見事に合格をしました。
結局、7年の歳月がかかりましたが、その経験は現在の村上さんの歌に加わり、
聞く方皆様に伝わってきます。

素直に、村上さんのお話はよかったです。
絶対諦めなければ、人を通して神様は応援をしてくれていると思います。

ロハス村から送信