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元気に生活「健康寿命」…男70歳・女73歳

2012.06.03

元気に生活「健康寿命」…男70歳・女73歳


 厚生労働省は1日、国民が一生のうちで健康面の支障がなく日常生活を送れる期間を初めて算出し、「健康寿命」と名付けて公表した。

 2010年の健康寿命の平均は男性が70・42歳、女性が73・62歳で、生存期間を示す平均寿命(簡易生命表)とは男性で9・22年、女性は12・77年の差がある。同省は健康寿命を延ばすことを、改定中の国民の健康指標「健康日本21」に新たな目標として盛り込む。

 健康寿命は、同省が行っている国民生活基礎調査で、日常生活への健康上の問題の影響を尋ねた質問に、「ない」と回答した人の割合や年齢別の人口などから、同省の研究班が計算した。都道府県別では、男性は愛知(71・74歳)、女性は静岡(75・32歳)がトップ。最短は男性が青森(68・95歳)、女性は滋賀(72・37歳)だった。

(2012年6月3日15時03分 読売新聞)