お弁当の日の竹下和男先生と2ショット。
お話の中で一番印象に残った ママが遺したいのちのレシピ の本を買いました。
親は、子供達に何を残せるか?考えさせられます。
【お弁当が繫ぐ命のリレー】
今日の倫理講演会での竹下先生のお話で感動をしたので記録をしておきますね。もしよかったら読んでね。
■■■ がんで逝った33歳の母が、5歳の娘に遺したもの
『はなちゃんのみそ汁』■■■
はなちゃんのお母さんは、あるとき癌が再発して余命5か月だと知ります。
「私がいなくなった後、娘は生きるうえで必須科目の家事はできるだろうか」お母さんは、5歳になったはなちゃんに料理を教えることにしました。
ご飯の炊き方から、出汁の取り方、包丁の使い方、そして、味噌汁の作り方、買い物の仕方。
お母さんが亡くなったあとも、はなちゃんは今もお母さんとの約束を守って毎朝の味噌汁づくりを頑張っているそうです。
スライドショーでは、食事の作り方を習った5歳のはなちゃんが、
仕事で遅くなったお父さんのために夕飯を作ってあげるエピソードもあって、小さいのに一生懸命で、それだけで、もう、泣けてきました。
親は子どもより早く死ぬ。でも、子どもは親が死んだ後も生きていかなければならない。
子が一人で生きていくために、親が教えてあげられることはなんだろう。
塾とか習い事とか、そんなことに一生懸命で、生きいくために最低限必要な食べていくことについて、ちゃんと教えてあげられているのだろうか。
講演会の中で、一番ハッとした竹下先生の言葉は、「子どもは、自分の食べるものを、親が喜んで作ってくれないことが恐怖」というもの。
自分の時間を子どものために使えない、ということは、=子どもなんか生まれてこなかった方がよかったと暗に言っているようなものだと。
私は、基本ご飯を作ることが面倒。
平日なんか特に、息子が保育園から帰ってくる直前まで仕事をしていたいと思っているし、ご飯の準備のために、仕事時間が削られるのがとても嫌だ。
でも、これって、息子や旦那のために時間がさけない=いない方がいいと伝えているようなものなのかもしれない。
子が親から愛されていると実感するのは、お金を与えたり、好きなものを好きなだけ買うことじゃない、自分の限りある命の時間を、どれだけ与えてあげられるか、それを、子どもは手をかけた料理を食べることで、感じているのだという言葉に深くうなずいて、ご飯作り、頑張ろうと思ったのでした。
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